タイニー事務所 基礎

事務所兼秘密基地は約6坪の木造です。
基礎を検討するときには、地盤の強さと建物の規模・構造などを考慮します。
今回は逆ベタ基礎にしました。

通常住宅によく使われるベタ基礎は、簡単に言うと箱を地面に少し埋めて、船の様な形で建物の重さを地面に伝達します。その為、床の下に約40cmくらいの床下空間が出来ます。これは配管などのメンテナンスにはいいのですが、床下に何かしら断熱材が無いと 冬、床が冷たくなります。
今回の逆ベタ基礎はその箱を逆にひっくり返した様な形でコンクリートの平らな面が地面より上に出ます。そのコンクリートの下はすぐ地面です。この形状の基礎は、地面の地熱の恩恵が期待できます。地熱は年間通してほぼ一定なので、夏は冷たく冬暖かいのです。
住宅では無いので、床はこのコンクリートをそのまま使い、下足仕様にします。これによって、床の下地材、仕上げ材、断熱材を省く事ができます。
効果のほどは出来てみてからのお楽しみです^ ^

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